身体と呼吸、古武術とダンスの接点、見つけました。

「常に、自分がなぜそこにいるか、その意味を考えなさい。」マイヤ・プリセツカヤ

ここのところ、呼吸を中心に身体性について考える時間が長く、つい最近も、武術家の甲野善紀さんのこんな本を見つけ、読んでました。

まず、甲野氏、前野氏(慶応大学大学院研究家教授)の知識の幅の広さに敬服します。

ちょっと面白いなと思ったのが、甲野善紀さんがご自身が俳優を対象に開いてる講座に触れて、こんな風に語られている部分。

脚本はすべて決まっている。だからこそ、役者はその決められた筋のなかで、自分に割り振られた自分のやるべき役をいかに演じきるか、それしかないんです。そして、だからこそ感動がある。

その他、無意識、フローについても幾度となく話題に出てきて、スポーツはもちろん、パフォーミング・アーツにも共通する、参考になる話がたくさんあります。

武術家は名ダンサー!?

武術の身体性、呼吸というのは、舞台の歌い手やダンサーとの接点もあるに違いないと思いながら情報を漁っていたところ、日野晃さんという、武術研究家(という表現で良いのだろうか?)のことを知りました。

日野晃・・・ジャズ・ドラマーとして活躍のち、同時に追究していた武道に開眼し、以来、実践と独自の武術研究により、老いても衰えない真の強さを追究。ダンス界の巨匠、ウィリアム・フォーサイス氏に招かれてのワークショップが恒例化するなど、独自の武道理論はアスリートやダンサーからも注目されている。(Amazonの著者紹介から抜粋して引用)

この方、何と中学時代には器械体操で東京五輪の強化選手に選ばれているそうです。

早速、1冊ポチってしまいました…届くのが楽しみです。

そして…ウィリアム・フォーサイスです。

やっぱり、武術(古武術というべきか)の身体性とダンサーとの接点、あったんですね。

だいぶ前の本ですが、こんな本も出ていたようです。


「ウィリアム・フォーサイス、武道家日野晃に出会う」

こういう本が一瞬にして探せる上に、購入も可能というのはすごいことです。

Amazon、スゴい。

 

まだまだ、フォーカスは絞れてませんが、追求、研究したい欲がムクムクと首をもたげております。

身体性、呼吸、無意識、フロー。

単にパフォーマンスを向上させるとかいうレベルではなく、人生の質を変えられる学びです、これは。

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