発声のための原理原則<呼吸と自然体>

声がどのように生まれるかを知ることが重要

声は音で、音は空気の振動です。

そして、その空気を生み出しているのが呼吸。

人間の呼吸です。

呼吸は何から生まれるかというと、筋肉です。

筋肉とは緊張と弛緩を繰り返すもの

なのですが、歌うため専用の筋肉というものはありません。

複数の筋肉が「歌う」という目的のために協働する。

例えて言うならば、普段はそれぞれ別の職場で働く人々が、ある目的のために集まって協力し合うような状態、まるで、“地元の祭り”のような状態です。

 

そしてそのイベントをうまく成し遂げるために重要なポイントは、タイミングとバランスです。

つまり、歌うというイベントを成り立たせるためには、複数の筋肉がそれぞれの役割を果たす(=効率的に機能する)ことが前提ということ。

そして、それぞれの筋肉を動かす神経支配が隅々まで行き届いていること。

それを可能にするのに必要なのは、間違いなく“リラックス”です。

さらに、人間の身体というのは日々刻々変化しています。

1日たりとも、「昨日と全く同じ」ということはあり得ません。

(だって、1日経てば1日分老化しているのですから!)

 

いかに高い技術を身につけていたとしても、継続的に自らの身体の状態を律し続けていない限りは、常にベストを保つということはまず不可能と言っても間違いありません。

自然体

身体全体の筋肉をある目的(例えば“声を出すこと”)に向かって、最大限働かせるためには、まずはリラックス状態(ニュートラルな状態)を自覚することです。

ボクはこれを「自然体」という名で学びました。

以下にその確認の仕方を書いてみます。

  1. 頭の重さを感じながら、首から上を脱力。
  2. 鳩尾(みぞおち)から上を脱力。(ガッカリしてため息をついた時のような状態)
  3. 腰から上を脱力。コツとしては、まるで鞭がしなる時のように腰から動き始めているかチェックする。
  4. 上体を前後左右に揺らして、上体の重さを感じる。
  5. 膝を少し緩め、骨盤の向きを変えつつ、背骨が1個1個積み上がるように起き上がる。

一番最後に頭蓋骨が積み上がるようにイメージして下さい。

 

この自然体を日々繰り返し練習(というより確認)することによって、どの方向にも確実、かつ即、反応できる身体の状態(ステイタス)を身につけることができます。

参考になれば幸いです。

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