ここのところ、身体性について考えている。
特に呼吸と身体、呼吸と精神との関係、関連性について。
「呼吸塾」と言う名で呼吸に特化したクラスを始めようと考えていて、何度か開催したものの、コロナ禍で敢えなく中断したままになっているせいかも知れない。
きっと、潜在意識の中にそのことがグルグルと巡り続けているのだろう。
発声、特に呼吸について伝える時に必ず次の二つを主要なポイントとして挙げている。
- 呼吸は生命維持に関わる重要な機能のうち、唯一直接コントロールできるもの。
(脳波を止めたり、心臓を止めたりは…できない。) - 呼吸をコントロールするための第一歩は「意識にあげること」
つい最近買って読み始めた本に、これと同じことが書いてあって驚いた。
と同時に、妙に納得。
考えてみれば、歌でも楽器演奏でもダンスでもスポーツでも格闘技でも、人間の身体を通してエネルギーを作り出し、そのエネルギーを変換していろんな形で発信・発散しているのだから、その根底にあるものが共通しているのは当たり前なのだ。
原理原則は揺るぎないものなのだ。
呼吸法と呼ばれるものはおそらく数あれど、突き詰めていけば人の身体の中で起こっていること。
そこには揺るぎない原理原則がある、必ず。
何故なら、それは生命の維持を左右する圧倒的な存在(要素)だから。
また、「呼吸塾」やりたいなぁ・
歌の発声というのももちろんだけど、人生の質を上げる具体的な方法論として。
ま、今回もいい本と出会えて嬉しい。
丁寧に読み進めて、自分の中に吸収していこう。
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