人生が変わるきっかけ

“決心のきっかけは理屈ではなくて、いつだってこの胸の衝動から始まる。”乃木坂46「きっかけ」

きっかけにはいろんなものがある。

出会いのきっかけ。

別れのきっかけ。

決心のきっかけ。

あきらめのきっかけ。

 

その中でも人生を変えるきっかけは、みんな、誰でも「逃したくない」と考えるんじゃないだろうか?

 

ただ、それが自分にとって、人生を変えるほどのきっかけとなるかどうかについては(当然ながら)前もってはわからない。

自分の人生を変えるのは、

本かも知れないし、人かも知れない。

仕事かも知れないし、住む場所かも知れない。

ただ一つ言えることは、

行動しないことには何も変わらない

ということ、これだけは確かだ。

 

「理屈ではなくて、いつだってその胸の衝動から始まる」のである。

 

「自分の行動を何も変えずにいるのに、未来が変わることを期待する」というのは、冷静に考えてみればおかしな話だ。

おかしな、というよりむしろ虫が良すぎる。

なのに、意外とボクたちはこのスタンスでいることが多い。

かと言って、「よし、これをきっかけに人生変えるぞ。」と意気込んで行動を始めたからといって、それで思い通りに変えられるほど人生甘くはない。(ここが難しいところである。)

じゃあ、どうするか?

 

答えは簡単。

「とりあえずやってみる」

これ一択である。

 

もちろん、その際のリスクは計算してみる必要がある。

その上で、例えば現在の生活が根底から覆るようなレベルのリスクでなければ、とりあえずワン・トライ。

「ワクワクしたら、やってみる。」

この姿勢がとっても重要なポイントなのは間違いない。

 

「それで、もしうまくいかなかったら?」

そう自分に訊いてみる。

 

ここでの注意点は、“自分に訊いてみる”ということ。

誰かに、じゃない。

自分に。

自分の心に、だ。

ここでの注意点は

「不安とリスクを一緒くたにしないこと」。

不安とリスクは別物だ。

冷静に考えればわかるはずなのに、不安にかられると冷静に考えられなくなる。

どうしてだろう?

 

おそらく、原始時代(?)にはそうした、ある意味ネガティブ思考でいることが、自分の身や家族を守る上で重要なことだったに違いない。

生命の危険を回避する。

最重要課題である。

 

ただまぁ、現代で生命が危険に晒されるようなチャレンジに挑むような場面はそうそう無いであろうから、そこはもうちょっとお気楽でいるべきだろう。

なので、ピンときたら、

110番、じゃなくて、

とにかくやってみる。

これに尽きる。

 

昔、NBAのスター選手、マジック・ジョンソンのこんな言葉を知って、えらく感動したことがあった。

『君には無理だよ』という人の言うことを聞いてはいけない。

もし、自分で何かを成し遂げたかったら
出来なかった時に他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。

多くの人が僕にも君にも『無理だよ』と言った。
彼らは君に成功してほしくないんだ。
なぜなら彼らは成功出来ずに途中で諦めてしまったから。

だから君にもその夢を諦めてほしいんだ。不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。

決して諦めては駄目だ。
自分の周りをエネルギーで溢れ、しっかりした考え方を持っている人で固めなさい。
自分の周りを野心で溢れ、プラス思考の人で固めなさい。
近くに誰か憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい。

君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。君の夢が何であれ、それに向かっていくんだ。

何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ。何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ。

アーヴィン・“マジック”・ジョンソン

自分はこの言葉を心底信じて、その通り進んで来れたか?

否、である。

どこかで、諦め、妥協してきた。

そう、いつだったか、アディダスのショップ店頭で見かけたこの広告文にもえらく感動して、その場でメモったものだった。

(原文は英語で、モハメド・アリの名言から始まっているそうな。)

「不可能」とは、自らの力で世界を切り拓くことを放棄した臆病者の言葉だ。

「不可能」とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。

「不可能」とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。

「不可能」とは、誰かに決めつけられることではない。

「不可能」とは、通過点だ。

「不可能」なんて、ありえない。

アディダス・ジャパンの広告文

 

あれ、そう言えば、かつて出演した某劇団の某作品の中のナンバーにもこんな一節があったっけ。

“信じる 信じない それだけなら 信じてみよう 信じてみよう”

とりあえず、何か始めよう。

始めたら、それを続けよう。

時には、やめることも躊躇せず、先に進もう。

人生が変わるきっかけは、いつも意外と小さい。

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