「未来を語る前に、今の現実を知らなければならない」ピーター・ドラッカー
ある方のtweetで知ったイギリス劇場街(ミュージカル業界)についての雑誌(?)記事。
冒頭がA・L・ウェバーの「オペラ座の怪人」のオケ・メンバーの話だったので、身近に感じてしまう部分があって、読み始めたはいいものの…とにかく長い。
ここまで長いと、英語力(主に語彙力)も集中力もついて行けず、脱落。
そこでふと、「あれ?これって翻訳できるんじゃ…?」
と気づく。
以前、海外在住のブロガーの方が紹介していたAI翻訳ページで翻訳を試みると、あっという間に日本語になった。
それも、一部句読点と鉤括弧がズレていたりはするものの、翻訳の精度極めて高し。
その上、Google Chrome上でも一発で日本語に翻訳できることを、つい先ほど知りました…何これ。
これが元の英文記事。
この右上にある翻訳マークをクリックすると、「英語」となっている。
ここで「日本語」をクリックすると…
(赤で囲ってある部分を「日本語」に。)
一発で完了。
Googleさん、お見それしました。
ただし、最初に翻訳してみたものと比べると、Google大先生の翻訳の方が若干荒め。
珍訳があって、ツボるところも結構出てきます。
例えば、A・L・ウェバーの作品の版権管理をする会社名、Really Useful Comany(リアリー・ユースフル・カンパニー)の部分、
本当に便利なグループ
と訳されている。
…たしかに、間違いじゃないのよ、えぇ。

これで思い出したことがある。
とあるミュージカル作品のオーディションが、東京と地方の複数の会場で実施された時があった。
その時に、海外から審査のために来日する振付師の通訳さんが、東京と地方が別の人だったのだけど、地方を担当された方はパフォーミング・アーツの通訳経験があまり無い方ようで、使われる用語がわからず苦労なさっている様子だった。
なんたって、ダンス審査では「グレープ・ヴァイン・ステップ」だとか、「ジュテ、ファイ、アッサンブレ」とか 英語でない言葉まで連発されるわけだから、無理もない。
「なるほど、使える英語力ってこういうことだ」と思った。
さて、そして肝心の記事内容だけど、件のパーカッショニストの部分だけチラリと紹介しておくと、
ロンドンのハー・マジェスティーズ劇場で上演されていた「オペラ座の怪人」でオケに入っていたパーカッショニストが、コロナで劇場がクローズとなって数ヶ月後、夏に契約解除を告げられたという内容が書かれている。(彼を含む27人のオケ・メンバーが契約解除を告げられたらしい。)
さらに、7月に再開が予定される「オペラ座の怪人」では、オケの編成が縮小され27人だったものが14人編成になるという。(オーボエ、ハープ、トランペット、トロンボーン、ティンパニーがキーボードによって演奏されることになる。)
この後も、イギリスの劇場が今どんな状況に置かれているかについての、リアルでシビアな話題が続くのだけど、これはもう読んでいただいた方が早い。

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