知ってる人は知っている、でも、知らない人も意外と多いミュージカルのカラオケ音源の探し方
ミュージカルのカラオケ音源を探すには、
すばり、
AppleのiTunes Storeで検索する。
以上です。(笑)
というわけで、さっそく参りましょう。
ボクは、普段iPhoneのiTunes Storeにプリペイドカードで入金をしてから探しているので、今回はiPhoneの画面で説明します。
①まずはiTunes Storeを開きます。

②次に画面下の検索(虫眼鏡のマーク)をクリック。
③すると、こんな画面になるので、検索窓に検索ワードを入力。
今回は、「musical」「disney」「karaoke」としてみました。
④その結果、出てきた検索結果がこんな画面。

上の「すべて」「ソング」「アルバム」って中のアルバムのところを押すと、例えば検索している作品名まるごとカラオケ・アルバムのものがあれば、それが表示されます。
(例えば、「musical」「The Phantom of the Opera」「karaoke」で検索して、アルバムのところを見ると、「オペラ座の怪人」のカラオケ・アルバムが見つかるというわけです。)
ね、簡単でしょ?
ミュージカル・カラオケ音源を使う上で難しい点
まずは、なんと言ってもそのクオリティーでしょうな。
打ち込み音源ってホントにピンからキリまであって、ミュージカルのカラオケ音源って、
「え…よくこれ売り物にしてるよなぁ。。」
ってものも、正直かなりあります。
特に、オリジナルの編成で弦楽器が活躍しているものは、かなり厳しい場合が多いです。
管楽器は音色の面でかなり平均的なレベルですが、弦楽器は…やっぱり難しいんでしょうね、特に音の起点と終点が実際の楽器とはかなり違う鳴り方です。

さらに、テンポの揺れ。
ミュージカル・ナンバー独特のVerseとRefrainの変わり目なんかにみられるrit.(だんだん遅く)や、曲中に出てくるAllargando(アラルガンド=だんだん強く遅く)なんかは、体感として「これぐらい」って持ってるものなので。

それをDAW(DTM)で情報として打ち込むことを考えると、かなり繊細かつ大変な作業量で、そもそも、
・ミュージカルの音楽を体感して知っているか?
・弦楽器やテンポの打ち込みの知識やスキルがあるか?
をクリアできる人が果たしてどれくらいいるのか、という話になってきます。
その上、ミュージカル曲には「Xタイム」と呼ばれる、
セリフのバックで特定の小節を繰り返し演奏していて、きっかけの台詞でその繰り返しから抜けて先に進む
といったトリッキーな仕掛けも隠れているので、これは売り物の録音物ではどうにもなりません。

他にも、曲の間奏にダンス部分があると、そこはカラオケ音源ではカットされている場合がほとんどだったりします。(市販されているミュージカルのピアノ&ヴォーカルスコアでもこのケースがほとんどです。)
なので、必ず購入前に試聴して、納得するかあるいはある程度妥協した上での購入をおすすめします。
とは言っても、視聴できるのは曲のほんの一部分だけなので、一種の賭けであることは避けられないの現実ですけどね。
使用上の注意をよく読んでお使い下さい
とまぁ、ミュージカルのカラオケ音源使う前提として
・本当は生演奏が理想
・カラオケ音源はあくまで代用品
と考えるのが良いとは思います。
とは言え、ミュージカルの音楽は扱う音楽ジャンルの幅も広いので、
・弦楽器が入っているオケではなく、いわゆるバンド編成のもので
・テンポがあまり変わらない
・元々間奏部分にダンス・パートのない
ものであれば、問題なく使えるものもけっこうあります。
料理と一緒で、
利用できるものは上手に活用して
作りたいものを作れるようになることがポイントです。
というわけで、今日は「ミュージカルカラオケ音源の探し方」について紹介してみました。

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