文章力トレーニングにおすすめの本

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」まとめてみた

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「話せるけど書けない」自分にピッタリのハウツー本

歌手・舞台俳優として生活をし、その後はブライダルMCやヴォーカル・インストラクターとして仕事をしていた自分にとって、「話すこと」は(緊張こそすれ)それほど苦手意識のあるものではない。

その一方で、「書くこと」はどうもうまいこといかない。

振り返ってみれば、子どもの頃からあんまり本を読んで来なかったし、
(この点、今ではめちゃめちゃ後悔してる。)

もしかしたら、学生時代、歌うことにはエネルギーを費やしたが、レポートや論文に終われるような大学生活とはかけ離れたところにいたせいもあるかも知れない。

(なんたって、学位も論文ではなく演奏で締めくくるような世界であるからして…。)

 

そんな自分が「上手に文章書けるようになりたい」と思って、読んだ本の中でもダントツと言って良いほどわかりやすかったのが、この本。

古賀史健さんという方が書かれた

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」

 

これ、情報がすごく整理整頓してまとめられていて、バツグンにわかりやすい。

ホントに20歳の頃に戻って読みたい…。(涙)

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「話すこと」と「書くこと」は全く別の行為

この本は、

「話せるけど書けないあなたが、どうやったら話し言葉から書き言葉へスムーズに変換できるか」
を学べるハウツー本

もっとシンプルに言えば、

ライティングのノウハウ本。

そもそもボクたちは文章の書き方というものについてちゃんと教わったことがない。

この本の中で表現されている「読書感想文は書き方指導ではなく、形を変えた生活指導」っていうのは正に言い得て妙。

 

構成は、ガイダンスを含む5講から成り立っていて、それぞれをボクなりにまとめてみたのが以下。
(※各講のタイトルは本文中のもの)

  1. 文章は「リズム」で決まる
    ・よく言われる“文体”とはリズムである。
    ・リズムとは論理をどう展開するか?
    ・自分の意見、主張、感情を伝えるためにこそ論理が必要。
    ・視覚的に整える(句読点、改行、漢字・ひらがな)ことが重要。
    ・断定(言い切る)ことが有効だけど、そこに論理がないとダメ。
  2. 構成は「眼」で考える
    ・起承転結と序論/本論/結論の型。
    ・序本論の型は、映像の導入(客観)/本編(主観)/結末(客観)に通ずる。
    ・「予告編」としての導入(インパクト優先/寸止め/Q&A)がポイント。
    ・「主張」が大事。読者を動かすのが目的だから。そのためには理由・事実。
  3. 読者の「椅子」に座る
    ・読者(10年前の自分/特定のあの人)を想定。
    ・もう1人の読者を設定(素人、※例:うちのオカン)
    ・読者を巻き込む、議論に加える。(仮設の提示と検証)
    ・起承結(冒頭にどんな一般論を置区か?)
    ・読者の目的(目からウロコ/背中を押す/情報収集)
  4. 原稿に「ハサミ」を入れる
    ・推敲=ハサミを使った編集
    ・足し算より引き算(「何を書くか」より「内を書かないか」)
    ・(例)オレンジジュース(①色②香り③甘み④酸味)

書くこと=考えること

本文中でも

「書く技術を身につけることは、考える技術を身につけること」

と書かれていて、(痛く賛同)

自分の中に(一応考えとして)存在はしている「モヤモヤ」や「ぐるぐる」を、自分の頭で整理して(再構築/再発見/再認識)してアウトプットまで辿り着くためには、考えることは絶対に避けて通れない。

「話すことと書くことは全く別の行為」っていうのは、全くその通りだと思うし、そう考えれば、

「脚本に書かれている言葉を音声として語る(話す)こと」

も、また全く別の行為に違いない。

となれば、役者がそうしたことをきっちり学んで舞台に立ったとしたら、一体どれだけ論理的で情緒溢れる人物像がその場に描けることだろう。

 


20歳の自分に受けさせたい文章講義 

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