「苦い雪の下でじっとしている種は、太陽の恵みを受けて、春がくる頃には薔薇になる」“Rose”より
在宅ワークの合間に外に出て、偶然見つけた河津桜…っていうのかな?早咲きの満開。

ビルとビルの合間に見事に咲いていました。
花は早咲きの花を見て「自分はまだ咲けない…」なんて焦ることはないんだろうな。
「あいつ、大した才能も実力もないのに、もう咲いてる。」なんて妬むこともない。
ちゃんと自分が咲くべきタイミングが来るのを知っていて、しっかりと根を張り、太陽の光を受けて、そこに居る。
小学校の卒業文集だったかな、当時の担任の先生が、
「カメラとか、車とか、いろいろ物知りだった。コツコツやってくれよ。」
と書いてくれた。

劇団に入ってすぐの頃、演出家が、
「人の時計をチラチラ覗くんじゃないぞ。自分の時計だけ見てればいいんだ。」
と仰った。

節目節目でちゃんと必要なアドバイスをもらっていた筈なのに、自分が未熟で受け止められず、時間が過ぎ去ってから気づいたことがあまりにも多い気がするなぁ。
そんなことを考えていたら、ふと、ペッド・ミドラーの“Rose”が聴きたくなった。
(と言いながら、Westlifeで聴く男声の“Rose”もいいよ。)
お互い過去のことを悔やんだところで何も始まらないし、
今日がこれからの人生で一番若い。(笑)
これからの時間、自分の時計だけ見てコツコツ行きましょう。

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