金だけが人生ではない。が、金が無い人生もまた人生とは言えない。
これは、サマセット・モームの名言。
「金だけが人生ではない。が、金が無い人生もまた人生とは言えない。
十分な金が無ければ、人生の可能性の半分は締め出されてしまう。」
というのが全文です。

コロナ禍で、たくさんの業界がダメージを被ってますが、
演劇業界の痛手は筆舌に尽くし難いものがあるはずです。
しかも、世界的な現状を見る限り、この状態はおそらくまだ数年は尾を引くことになるでしょう。
ジワジワとその現実は広がってきます、この先。
さらに、現に舞台が配信へとシフトして言っているように、
この先きっと新しいスタイルが次々生まれてきます。
これも当然の成り行きです。
「チーズはどこへ消えた」っていう本がありました。
もう、かれこれ20年も前に書かれた本です。
スペンサー・ジョンソンという人が書いた本で、
迷路のなかに住む2匹のネズミと2人の小人が、
迷路で見つけたチーズ(そこに行けばいつもありつけるもの)。それがある日突如として消えてしまい、
ネズミたちは(本能のまま)すぐに新しいチーズを探しに出かける。ところが小人たちは 、
チーズが戻って来るかも知れないからと期待をし、なかなか行動に移そうとしない…。
この話のミソは、
「現状に気がつかない」
「現状に無頓着」
「現状を見て見ないふりをする」
「習慣を変えようとしない」
「行動せずに御託を並べる」
ってところです。

これとちょっと似たような話で「茹でガエル」の話ってのがあります。
知ってますか?
沸騰したお湯にカエルを入れたら、飛び出すでしょうが、
カエルが入っている水を少しずつ熱していくと、
カエルは温度の上昇になかなか気がつかず、
気がついた時には手遅れ。
沸点を越えて茹で上がってしまう、
というお話です。
ポイントはやはり、
「目の前の現実の変化に気付かない」
もしくは、
「目の前の現実(の変化)に気付かないふりをする」
ってところでしょうか。
必要なのは変化。そのためには勉強。そのためには…
どの業界、組織も本当に厳しい状況ですよね…。
そこに関わる個人…もっとヤバいですよね。
もう、今まであったチーズは、そこにないかも知れないんです。
さらに、他の業界の、チーズ以外で食いつなごうとしても、
そっちはそっちで、昨日まであった餌が…無いんです。
新たなチーズを探して、旅に出る必要があります。
変化する必要が。
そのためには、行動しながら勉強し続ける必要があります。

ただ、食っていかなきゃなりません。
勉強するんだって、多少の資金は必要です。
そのための工夫についても、書いていきたいと思ってます。
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