こんな時、あなたが観るべき映画

嫌気がさしていませんか?

人間ならば当たり前のこと

「もううんざり」
「我慢できない」
「訳もなくイライラする」

自粛自粛の日々、状況が状況なだけに必要なこととはもちろんわかっているけれど・・・。

現状への不満、この先への不安。

ストレスが溜まるのも当然です。

巷では「コロナ離婚」なる言葉まで生まれているそうな。

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そんな中、SNS上では少しでも自分自身と周囲の人の気分を明るくしようと、趣向を凝らした手作りコンテンツがたくさんアップされてますよね?

海外のものなんて、超マニアックなものから、とても素人とは思えないようなレベルのパフォーマンスまで盛り沢山。

後は、本を読んだり、映画を観たり。

料理も気分転換にはなりますが、丸一日家に籠っている日が続くと、食事自体のイベント性が薄れるのか、外食が恋しくなる人たちも多いようです。

 

映画に関して言えば、HuluにNetFlixにAmazon Primeと、自宅で気軽に楽しめるシステムも充実してるので、この点だけは(?)我々みんな恵まれているのかも知れませんね。

ちなみに我が家はAmazon Primeにお世話になってます。

実は少し前まで学生だった(放送大学の大学院)ので、何とこの歳で・・・学生料金でAmazon Primeのお世話になってました!

Amazonさん、本当にありがとうございました!!

学生さんは絶対加入しといたほうがお得ですよ、これ。

自分が学生の時にAmazonが無かったのが悔しくて仕方がありません・・・。

「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

これはだいぶ前に買って読んだ、名越康文さんという精神科医の方が書かれた本のタイトルなんです。

「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

それが今回のコロナ騒動で自宅で過ごす時間が長くなったことで、ふと思い出してまた読み返してみるきっかけになりました。

“根が陰キャ”な自分にはシビれるタイトルです。(笑)

他にも鴻上尚史さんの「孤独と不安のレッスン」なんかも好きでした。

人間、誰かを頼れることももちろん大事だとは思うけど、それが得意な人もいれば苦手な人もいる。

さじ加減が大切でしょう。きっとね。

 

で、今度はそこから思い出して、もう一度観てみようと思っているのが・・・

トム・ハンクス主演の「キャスト・アウェイ」

この映画の中でトム・ハンクス演じる主人公(と言っても、基本彼しか出てこないんですが)が語る台詞に

“I know what I have to do now, I’ve got to keep breathing because tomorrow the sun will rise. Who knows what the tide could bring?”
(「今、自分がやるべきことはわかってる。明日も陽は昇る、だから呼吸を止めちゃダメなんだ。波が何を運んでくるかなんて誰がわかる?」)

ってのがあるんですが、自分にとって、今根っこにある想いはまさにそんな感じ。

「無事是名馬」ってやつですかね。

その前提で、この先時代が、世の中がどんな風に変わっていくのか、自分がそこで生み出せる価値が何なのかを模索する・・・。

 

あ、それで今思い出した映画がもう一つありました!

「ザ・ハリケーン」(デンゼル・ワシントン、若い・・・)

これ、実話を基にした映画なんです。

最初に観たのはもうずいぶん昔になりますが、強烈な印象を受けたのと、“孤独”について考えるたびに思い出すんですね、この映画。

主人公はプロ・ボクサーで、個人であるがゆえに冤罪で投獄され、何十年も独房で生きる運命を背追い込まされます。

そこで彼の支えとなったのが本(「キャストアウェイ」の方はバレー・ボールでしたが)、そして聖書・・・。

 

これはね・・・観ないとわからない「現実の物凄さ」ってエッセンスが詰まっている映画だと思いますね、本当に。

こういう映画って、言葉では言い表せない存在感で自分を支えてくれる時があります。

 

独房って、そうそう入る機会には巡り会わないし、できれば巡り会いたくないとも思うわけですよ。

でもね、この映画観ると・・・う〜ん、もちろん人生は順風満帆な方がいいわけですが・・・。

 

念のために言っておきますが、娯楽映画も観るんですよ。

(先日も久しぶりに三谷幸喜監督の「ステキな金縛り」「有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」と立て続けに観て、ゲラゲラ笑い、かなりストレス発散になりました。)

 

でも、自分の精神的な支柱を最強化してくれるとでも言うのかな、そういう力をくれるのは


ひと時、現実を忘れさせてくれる作品

ではなく、

現実と向き合う方法を教えてくれる作品

のような気がするのですよね。

「君が独りの時、本当に独りの時、誰もができなかったことをなしとげるんだ。だから、しっかりしろ」ジョン・レノン

 

今日も私は生きています。

そして、明日も・・・。

最後まで読んでくれて、どうもありがとう。

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