はじめの一歩の大切さ

誠に僭越ながら、仕事柄、学生諸君に演技についてアドヴァイスをすることが少なからずある。

と言っても、そこで伝えられるのは、いわゆる経験則であって、

「自分の場合、こうであった。こう考えていた。こう取り組んだ。」

という、自分なりのノウハウ(know how)で、絶対的な正解ではない。

それに、ノウハウ以上に大切なのはノウホワイ(know why)だと思っているので、本当に伝えたいのは、

「何故そう考えたのか?」「何故そういうアプローチが必要なのか?」

ということなのだけれど。

ただ、往々にして「何故そういうアプローチが必要なのか?」という問いに対する答えは一つだけで、それは

「人間って、そういうものだから。」

これ一択。(笑)

呼吸にしろ、声のトーンにしろ、声の大きさ、目線、身体のちょっとした動き…全てにおいて、

「人間て、そういうものだから。」

に行くつくような気がしている。

舞台上での動きで、特に歩く時にものすごく重要なのは“初動”だと思っていて、

「どのくらいの歩幅で」

「どのくらいの速度で」

「どこに向かって」

“第一歩を踏み出すのか”が、ものすごく重要だということを、意外とみんな分かっていないんじゃないかと…。

もっとも、これは舞台に限らず、人生のいろんな(あらゆる?)場面において同じように重要なことであるに違いないとも思うわけで…。

あなたは、どんな“はじめの一歩”を踏み出しますか?

 

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