「世界が、私の歌を待っている」・・・なーんてことを言ってみたい。
どうも。
「オン・ユア・フィート!」がグロリア・エステファンのジュークボックス・ミュージカルだと認識できるまでは、
ついつい「オン・ユア・トウズ」と言い間違えることがあった小林です。
日比谷シアター・クリエで観てきました。「オン・ユア・フィート!」
久しぶりの日比谷、クリスマス前ということもあってミッドタウンも賑わってました。

劇場に入ったところでこんなもの貰いました。

ポストカード、と思いきや・・・。

裏返すと来年のカレンダーになっているという・・・。
「カラフル・ウィークデー・キャンペーン」というもので、
月曜日は、フィナーレでキャストが公式フェイスタオルを客席に投げ入れ・・・(ただし、数量限定)
水曜日は、このカレンダー。
木曜日は、劇中でグロリアがサインする黄色のTシャツを抽選でプレゼント。
金曜日は、グロリア役の朝夏まなとさんが客席に降りてくるそうな・・・。
平日の集客に創意工夫あり、ということでしょう。
さて、今回の作品、グロリア・エステファンの名前や、その楽曲のいくつかは知ってましたが、
彼女がどんな人だったかについては、今回この作品を通して初めて知りました。
さらに、ネットで調べてみると・・・
グロリアは私立のカトリック系の高校を経て、奨学金を得てマイアミ大学に入学、心理学とフランス語を専攻した。彼女は英語・スペイン語・フランス語に堪能だった為、大学在学中にCIAから語学担当スタッフとしてスカウトされたほど優秀な学生であった。(Wikipediaより引用)
在学中にCIAからスカウトって・・・。
政治的な意味合いもあるんでしょうが、それにしてもかなり優秀(有能?)な人だったんですね。
天命、そして真我とは?
そんなに優秀で、しかも人前に出るのが苦手とまで言う人が、止むに止まれず音楽の道に進み、
最終的には世界的な歌手(ソング・ライター)になって行く。
かつて、指揮者の岩城宏之さんが「音楽家になるような人は、普通科のそれも進学校のようなところで勉強し、後から専門的に絞っていくべき」のようなことを本に書かれてました。
「やるべき人は、結局止むに止まれず出てきちゃうから。」
と。
以前、たしかこのブログにも書いた、ロシアのプリマ・バレリーナ、マイヤ・プリセツカヤさんの
「やりたい人とやるべき人」
みたいな話です。
グロリア・エステファンの場合は、明らかに“神によって決められた”「やるべき人」だったのに違いないと思うわけです。
斎藤一人さん風に言えば、“天から御呼びがかかってる人”。(笑)
彼女の場合、天命に沿って真我に向かっている・・・。
世代交代の波だよね
それから、今回「オン・ユア・フィート!」を観て感じたのは若手(?)の出演者の皆さんの技術レベルの高さ。
皆さん、ほとんど出ずっぱりです。
それもしっかり踊るし、ちゃーんと歌う。エネルギーもスゴイです、脱帽。
自分は日本のミュージカルの流れの中でいったら第何世代になるのかわかりませんが(笑)、
いくつ目かの大きな波が押し寄せて、確実に世代交代、と言うか新陳代謝が進んでいる感じ。
そんな中でも、
変わらず輝き続けることのできる人、
人の目を惹きつけずにはいられない人、
人の心を動かすことのできる人、
と言うのは、結局のところ
「天からお呼びがかかってる人」
と言うことになるんでしょう、きっと。
そういう人は、止むに止まれず出てきちゃうんです。(笑)
というわけで、ま、自分にできることを粛々と・・・。
んじゃ、アリベデルチ♪
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