「風邪ひかない方法ってありますか?」
今まで何度こう訊かれたことでしょう?
ここではっきりさせておきましょう。
少なくとも今これを書いている時点で風邪を引かない方法というものは・・・ありません。
もしそんなものがあって、みんなが知らないその方法をボクが知っていたら、今頃大金持ちになっているはずです。
風邪をひかない最善の方法、予防策は、
「手洗いとうがい」
これに尽きますね。
後は、「保温・まめな水分補給・睡眠」
声を使う人のケアーの仕方、風邪の予防は?
ただ、そうは言っても歌手や俳優にように、毎日リハーサルや舞台、本番で声を酷使する人たちは、
普通の人たちと比べて喉の粘膜が炎症起こしやすかったりとリスキーな環境に身をおいているので、
特にこれからの冬の時期、喉のケアーにはものすごく気を使います。

そこで、今日は歌を始めて既に40年、歌手・俳優としてミュージカルの舞台に15年、その後、ボイストレーナーとして15年のキャリアから、
喉のケアーのためのおすすめ厳選グッズ
をご紹介します。
1. 日常のケアー「スロートコート」
アリサンというブランド名がどうしても「蟻さん」を連想させる、リコリス(甘草=風邪薬の漢方「葛根湯」の成分、甘味がある)を中心に、ワイルド・チェリー、フェンネル、シナモンなどが原料になっているハーブ・ティーです。
(最初にこれを知ったのは、たしか、井上芳雄君から教えてもらったような気がします。)
シナモンの香りが結構きついので、シナモン苦手な人はダメかも知れません。
味は甘味があって、飲むとトロリと喉にまとわりつくような感じがします。
スロートコート(Throat Coat)って名前がまさにそれを表してますね。
ボクは蜂蜜溶かして飲んだりすることが多いです。
稽古やレッスンの合間に飲むとかなり心身(喉)ともに癒されケアーされる感じがしますよ。
2.日常のケアー ・その2「ハーブラスト(抹茶)」
ニュートリライトという、世界で最初に“サプリメント(栄養補助食品)”という概念と製品を生み出したメーカーが出してるハーブ・キャンディー。

日本アムウェイという会社が販売元で、この会社の販売手法がMLM(マルチ・レベル・マーケティング)といういわゆる口コミ販売なせいか一部では評判が良くないみたいですが、幸か不幸かボク自身は妙な先入観もなく、問題もなくずっと愛用しています。
ちなみにこれ、抹茶じゃないバージョンもあるんですが、ボクはその味がどうも苦手で、抹茶一筋です。(笑)
23種のハーブエキスと宇治の抹茶にカテキンをプラスしたハーブキャンディーで、何がいいってシュガーレスなので熱いお湯で溶かすとまさにそのままハーブティーとして飲めること。
国際トゥースフレンドリー協会ってところの認定マークがついていて、なんと、
このキャンディーを舐めてた方が虫歯になりにくい
という衝撃の事実・・・。
ボクはこれを利用して、喉ケアー&風邪予防対策の最強自己防衛策を施してます。
これを話すとほぼみんなびっくりするんですが、それは・・・
夜、布団に入る時に、
ハーブラスト(抹茶)を舐めながら(場合によってはマスクをして)寝ます
自慢じゃありませんが、
飴を喉に詰まらせたことも、口から飴がこぼれ出たことも、今まで一度もありませんし、虫歯にもなっていません。
ただし、喉に詰まらせたら取り返しのつかないことになりますから、
※良い子の皆さんは真似をしないでくださいね。
3.喉に痛みがある時のケアー「森川健康堂のプロポリス・キャンディー」
歌い過ぎたり、芝居の稽古で声を使い過ぎたりして喉が痛い時にはこれを使います。
自分の体が楽器だという自覚を持つことが一番大事
楽器なんです、あなたの身体。
もし、ヴィオリンのストラディヴァリウス持ってたら、その辺に適当に放っぽり出したまんまにしませんよね?
でも、もしかしたら2〜3万程度のヴァイオリンだったら・・・。
要は、自分の喉のケアーに手間とお金をかけない人は、自分の価値を(無意識のうちに)低く見積もってる、評価してるということと等しいんですね。
そこに気づけると、パフォーマンス自体にも変化が出ますよ。
是非、自分の声を、喉をいたわって、素敵な冬を過ごして下さい。

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