「ボイトレは1日にしてならず」
メルマガで期間限定7日間講座を開催中の小林です。
ボイトレとは言っても、そもそも現代の日本人は全般的に生活が便利になり過ぎて(声を出すことに限らない話かも知れませんが)カラダは確実に弱体化しています。
スマホをいじってれば、声を出すまでもなく、人とコミュニケーションが取れちゃいます。
大きな声なんて出す必要はありません。
もともと、小さな頃から人前では大きな声を出さず、「みんなと同じように同じような答えを」求められて育ってくるボクたちのカラダと心は、声を出すための能力を失いかけていると言っても良いかも知れません。
自分の考えていることや感じていることを素直に声で伝えること。
その能力を取り戻すためには、喉だけではなく、身体全体のリハビリが必要なんです。
身体を本来の姿に戻す、自然な状態に戻す。
「自然に」「リラックスして」「余分な力を抜いて」
言葉で言うのは簡単ですが、実際にそれをやるのは意外と手こずります。
何故なら、
「今日までそれで不自由なく生きてこれてるから。」
人間、10年20年生きてれば、その間にいろんな筋肉の使い方に“クセ”がついていて、それを解き放つまでに結構な労力を要することに気がつけそうなものなんですが・・・なかなかそうは行きません。人間って強情なんです。
ですから、とにかくまずは身体全体の自由度をあげる(取り戻す)こと。
それが第一歩です。
今回のメルマガ講座では、その一番最初の段階からスタートさせました。
それも、「ボイトレのための筋トレ」の種類が複数あっても、できるだけ「一度に一つ」を念頭に。
じゃないと、混乱するし、何より
「やることがたくさんあると結局はやる気が続かないから。」
“Kiss”(=Keep it simple and stupid.)
「単純なことを愚直に繰り返す」
今回の講座に参加して下さってるお一人お一人には、とにかく「ボイトレのための筋トレ」の内容がいくら簡単に感じたとしても、
「丁寧に、まめに、繰り返し練習」
することをコツコツ続けて欲しいと思い、各筋トレを自分が実際にやってみた動画も用意しました。

中には早速、
「動画があると、とってもわかりやすいです!」
と感想を送ってくれた方もいて、手応えを感じています。
かつて師匠から受け継いだ、意図せぬうちに、ある意味“門外不出”になりかけていた「ボイトレのための筋トレ」です。
人間の身体の原理原則に寄り添う形で考えられた、非常に良くできた練習メニューの数々。
その中のほんの数個だけでも、今回のような形で受け取って(受け継いで)もらえると嬉しいですね。
参加してくれた方たちからのフィード・バック(感想や質問等)を活かして、ゆくゆくはワークショップなどオフラインでの
ワークショップなどを通じて、呼吸をメインの「ボイトレのための筋トレ」を伝えられたら良いなと考えています。
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