フリーランスの俳優について考えた

「フリーの役者」その“フリー”の意味は?

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俳優三浦涼介さんが所属していた事務所を退社して、今後はフリーランスとして活動していくと発表したことがニュースになってますね。

いつも三浦涼介を応援して頂きありがとうございます。
私、三浦涼介は2018年7月31日をもちまして、
株式会社ローズミュージックを円満に退社し
今後はフリーランスとして活動を開始する事となりました。
今まで以上に精進して参る所存です。
これからも、応援の程、よろしくお願いいたします。
公式 HPより引用(https://miura-ryosuke.com/news/news0901/)

また、これも本当にたまたまですが、ほんの数日前にネット上で過去の共演者が2人ほど、所属事務所を辞めたことを(おそらく主にファンの方向けに)報告している情報を立て続けに見ていたので、改めて、事務所所属フリー、自分も何気なく使っていたこうしたコトバについて考えてしまいました。

俳優は、事務所に入れば全て解決するのか!?

そのフリーは何のフリー?

まずは、“フリー”というコトバの意味について。

世の中には人の数だけ価値観があり、「真実はいつもひとつ!」だとしても、人の数だけ現実があることは、この歳になると嫌でもわかる。

でも、仮にも学校という所で“これから社会に出て行こうとする若者たち”を目の前に、一度は“専業(=プロ)舞台俳優としての経験がある”身として物を言う以上は、

「『ああも言えるし、こうも言える』だけでは自分がそこにいる意味がない。」

と思っている。

なので、

「ひとまず自分なりの判断(とその基準)を示さにゃいかん。」

といった考えをもとに最近よく話すのが、

「フリーランスとフリーターは違うから。」

ということ。

どうも、学校卒業してその先、「就職するかしないか?」の二択で、

「就職しない」=フリーランス

みたいな意識がどこかにあるんじゃないかというのが、日頃オジさんが危惧していること。

いやいや、それ違うんじゃないかい?

ウィキペディアによれば、

フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、
自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人
である。日本では『自由業』『自由職業』『フリーランス』と呼ばれる。
請け負った業務を実際に遂行する本人はフリーランサーフリーエージェントと呼ばれる。

とある。

さらに、

フリーランスという言葉には、自営業・自由業・個人企業(合同会社、パパママ法人などと呼称される中小事業者)等の複数の法制度が混在しているため、福利構成や税制度が一律に提供できず、また実態を把握しにくいという社会的な課題がある。
収入は、本人の営業力と業務遂行能力によって決定され、同業の会社員よりも高収入を得る者がいる一方で全く仕事が無いという状況もあり、収入が不安定なためローンやクレジットカードの契約では不利になりがちである。

ということも書いてある。

 

(最後のクレジットカードに関しては、オジさんたちが役者やっていた頃(消費者金融が、サラ金、街金と呼ばれていた時代)とは状況が打って変わって、そうしたサラ金だった会社が銀行に吸収され「○○銀行グループ」なんて大手をふって車内広告出してたりするから一概には言えないと思うが、自分たちの間では「クレジットカードは劇団を辞める前に作っておけ。」というのが、真実だか都市伝説だかわからないようなニュアンスで先輩の助言として広がっていたことは確かである。)

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じゃあ、個人事業主って何よ?

世の中、何でもお金で測るのはよろしくないけれど、何でも「お金の話は置いといて」ってのもよろしくありません。

フリーランスについて考える上で、とっても重要なことだと思うので、ここはひとつお金で解決しましょう。(笑)

きたみりゅうじさんという方が書いた
「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」(日本実業出版社)
という本によれば、

「サラリー(給料)をもらう人」だからサラリーマンなのです。
たとえば嫁さんがパートに出ていたり、子どもがアルバイトしたりで稼ぐお金も実は「給与」。なので、じつは彼らもみんなサラリーマンなんですね。
正確には、「給与所得者」という枠にすっぽりと収まるのです。

なのだそうです。

なので、もしこれを読んでいるあなたがアルバイトで生計を立てながらたまにノーギャラで舞台に立っているとすれば、(少なくとも税法上は)あなたは「舞台が趣味のサラリーマン」です。

(もし、いくらかでも舞台に出ることで収入が発生していたら、おそらく、それは雑所得というものに分類されることになるでしょう。)

じゃあ、フリーランスの人間は?

事業所得者ってことになります。事業を行い、その対価として給与ではなく報酬を得る人たちのことです。」

まとめると、

個人で事業を行ない、給与ではなく“報酬”を得るのがフリーランス

ここの先ほどのウィキペディア先生の教えも加えると、

フリーランスとは・・・

自らの技能を提供することにより個人で事業を行い、社会的に独立した状態で報酬を得ることができる人

ということになるわけであります。

実際、自分がかつてお世話になっていた某劇団の所属俳優も(今は知りませんが当時は)個人事業主として劇団(四○株式会社)と契約書を交わし、それに基づいて出演料が支払われていました。

なので、確定申告をし、社会保険は当然、国民健康保険国民年金。

ちなみに、健康保険「東京芸能人国民健康保険組合」ってのがあって、それに加入していました。

もし、今全くの個人で国民健康保険払っている人いたら、もしかした保険料安くなるかも知れません、一度チェックしてみて下さい。

年に一度健康グッズ送られてきたり、40歳になると「不惑の歳人間ドック」なんてスペシャルなサービス(?)もあり、結構好きでした。

事務所に入れば・・・は本当?

あと、老婆心ながら書いておきますが、

「とりあえず、どこか事務所に入って・・・」

とか、とても事務所が欲しがると思えない、魅力も技能も持ち合わせてない人に限って発言しがちなんですが、

そういう人はまず、

「事務所の社長の給料はどこから出てるか?」

をよく考えてみるといいかも知れません。

事務所の社長の給料はどこから出るの?

もし、その事務所にマネージャーがいるなら、その人の給料はどこからくるの?

社長やマネージャーに家族がいるとしたら、誰がその人たちの食い扶持を稼ぐの?

それは・・・あ・な・た

基本的にはそういうことです。

だって芸能事務所なんだもん。

芸の能力で商売を成り立たせる事務所なんだもん。

社長の家が4人家族で犬と猫が居て、マネージャーの家が3人家族でハムスターを飼ってるとしたら、あなたが自分含めて3家族ぶんのお金をあなたの技能で稼げるようにならないと事務所はあなたを必要とはしませんよね?

少々乱暴な論法に聞こえるかも知れませんが、もし、その人たちが趣味やボランティアでやってるんじゃないとしたら、現実的にはそういうことです。

もう一度フリーについて考えよう

ここで冒頭の三浦涼介さんが所属事務所から独立してフリーランスになったニュースについて考えてみます。

要するに、三浦涼介さんには

事業主として、独立した状態で報酬を得ることができるだけの、社会に提供できる個人の技能がある

ってことだと思いませんか?

誰だって、この先、自分の人生が順風満帆に進んでいけるかどうかはわからない。

そのかわり、パフォーマーとしての今後の舵取りを自分自身がやっていく自由を手に入れる。

そのための選択と決断をする。全責任を自分が負う。

フリーランスとして社会と関わるということはそういうことなんじゃないかな、と。

ただ、そのために必要な情報やそれを手に入れる手段は、オジさんたちが右往左往していた時代と比べ物にならないほど、沢山のものを利用できるのが今です。

時代対抗フリーランス競争なんて現実にはあり得ないことですが、インターネットやSNSを始めとしたツールを使える人には圧倒的なアドバンテージです。

利用できるものはどんどん利用したほうがいい。
そのかわり技術の変化や、それにまつわる情報のスピードがとんでもなく早いから、そこには付いていかないとあっという間にそのアドバンテージを失う・・・。

文字通り、劇的な時代。

「あなたにとって“フリー”が意味することはなんですか?」

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