「好きこそ物の上手なれ」「下手の横好き」あなたはどっち?」
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最近は忙しくて、ある程度時間ができると気分転換にすることの一つが“料理”。
決して凝った料理を作るわけではないし、みんながびっくりするほど美味な料理を作れるわけでもないけれど、基本料理好きだ。
大学に入って一人暮らしを始め、それまで実家では一切料理なんてしたことはなかった。
食事は祖母や母親が用意しくれるのが当然の、典型的な昭和の家庭だったから。

誰でも簡単に料理上手になる方法その一
「飲食店でバイトをする」(実家暮らしの場合、一人暮らしを始める)
それが、一人暮らしの貧乏学生となれば、必要に迫られて
自分の食事は自分で作らざるを得ない状況に陥る。
最初は、インスタントラーメンにキャベツ炒め一本。
それが変わったきっかけが、飲食店でのアルバイトだった。
一番最初のバイト先は、トンカツ屋でホール担当。
ここは店長もコックのチーフも厨房もみんな男ばかりだった。
そんなバイト先で食べる賄い(まかない)。
これが「独り者の男ばかりだからちゃんとしたものを食べさせてやれ。」という店長の一言で、元レスリング選手だというチーフが身内の賄いに腕をふるってくれる理由だったようだ。
筋肉隆々のゴツいおっちゃんが、手際よく見事に作り上げる料理の美味しさに感動したものだった。
そしてその後、伊豆七島料理を看板にした割烹呑み屋で皿洗いしてた時には、自分が楽をしたい板前さんが明日葉の天ぷらとか教えてくれた。(笑)
これに刺激されて、一人用天ぷら鍋買って、六畳一間のアパートで黙々と明日葉の天ぷらを揚げてみたりした。(かなり変な大学生である。)
お金もあんまりなかったので、自分で弁当作って大学に持って行って、なぜか女子と交換してたりもした。(こう書いてみると、益々怪しい大学生男子である。)
一夜漬け器とかも買って持っていた。
どうも凝り性だったらしい。
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この後は、その後紆余曲折を経て辿り着いた「誰でも簡単に料理上手になる方法」残り二つを披露する。
誰でも簡単に料理上手になる方法その二
「調理器具は良いもの使う」
これは本当に驚きのエピソードがあるんだけど、子供に人参を茹でて食べさせようとなった時に、懐疑的なリケジョの家人が、2種類の鍋を使って同じ条件で茹でた人参を子どもにたべさせてみた。
すると・・・高級ステンレス製の鍋で茹でた方はバクバクいくんだけど、もう一方の安物アルミ鍋で茹でた方は一度口をつけた後は二度と見向きもしなかった・・・。
赤子の味覚、恐るべし。
しかも、その高級ステンレス製の鍋はその後も全く痛むことなく・・・安物アルミ鍋は当然ながら今や跡形もない。
教訓「安物買いの銭失い」
(これはイメージ。我が家の台所ではありません、念のため。)
誰でも簡単に料理上手になる方法その三
「調味料にお金をかける」
これは以前、料理教室(と言っても1日限定のやつ。A○Cクッキングスタジオとかではない。)に言った時に聞いた話で、「なるほどなぁ。」と思ったんだけど、
食材にこだわりだすと、出費はとどまるところを知らない。
有機野菜とか、良いのはもちろんわかってるけど、全てそれで揃えようというのは、ごく普通の一般家庭では現実的ではない。←確かに。
それより、調味料にお金をかける方が賢い選択。
なぜなら、
- 調味料は家庭で食事をする限り、毎日同じものを使う(=口にする)から。
※みんな、意外に知らないけれど、
食品添加物で一番怖いのは同じ添加物を継続的に取り続けること
らしい。なので、“みりん風”とかは・・・ってことなんだそうだ。 - 調味料なら、原料にこだわった良いものを使ったとしても食材に比べれば財布に優しいから。

今、これを書いていて、この話を聞いた後に埼玉の奥の方まで醤油や味噌を作ってる蔵を見学に行ったことを思い出した。
どうも相変わらず凝り性だったらしい・・・。
誰でも簡単に料理上手になる三つの方法
- 飲食店でバイトをする。(実家暮らしなら即、家を出る。笑)
- 調理器具は良いもの使う。
- 調味料にこだわる。(=お金をかける)
料理というのは、実に創造的でplayできるものだと思う。
その点、音楽やダンスや芝居、芸事と共通したものがある。
ほんのちょっとしたことで結果が変わる。
人に提供するとなった途端、自分が楽しいだけでは済まなくなる。

奥が深いぜ・・・。
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